1948-06-21 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第43号
○芦田國務大臣 軍事公債の利拂いについては、現内閣成立前に、三党政策協定が結ばれて、その中には軍事公債利拂停止的措置ということについて意見が一致した結果、その基礎の上にこの内閣が成立した。從つて政策協定ができた当時から、政府のいくべき方向は大体決定されておつた。かように考えることは間違いではないと思う。
○芦田國務大臣 軍事公債の利拂いについては、現内閣成立前に、三党政策協定が結ばれて、その中には軍事公債利拂停止的措置ということについて意見が一致した結果、その基礎の上にこの内閣が成立した。從つて政策協定ができた当時から、政府のいくべき方向は大体決定されておつた。かように考えることは間違いではないと思う。
この芦田君が政策協定の中では明らかに軍事公債利拂停止的措置としてありまするが、利拂停止とか、金融機関の國家管理とか、或いは石油、肥料、鉄鋼等の重要産業の國管とか、社会主義政策の実行を認めておられるというのは、如何なるわけであるか、政権を取るためには主張は曲げても構わんというのであるか、(拍手)この点は芦田内閣今後の性格判断の上におきまして國民の齊しく知らんとするところであると存じますので、明確なる御答弁